カオスヘッドのしっておきたい独特な専門用語 [ゲーム]
CHAOS;HEADの物語を読み解くうえで必須のキーワードをピックアップし解説していきます。
本作で、ノアⅡを使って一連の事件を起してきた犯人の一人。葉月志乃。
- ギガロマニアックス
語源は、「メガロマニアックス(誇大妄想狂)」で、妄想を具現化できる人々のこと。わかりやすく説明すると、アイスを食べたいと妄想してアイスの形や味見た目をつよく妄想することで、妄想を現実にできるということ。夢で見たことが現実になっているともいえる。
- リアルブート
ギガロマニアックスの能力を周囲の人間たちに変換できる能力。妄想を人間のデッドスポット(視覚の盲点となる場所)に落とし込み、個人の妄想が周囲共通認識となることで確立される。本来あるはずのないものを共通認識として量子力学的に具現化するため、催眠術のような思い込みとは過程も結果も異なる。
- ノアⅡ
希テクノロジーが開発した、リアルブートを人工的行う装置。子機となる端末を媒介すれば、広範囲にわたってリアルブートの効果を現出できる。いわば、世界の機械仕掛けの君臨者となりうる、究極の洗脳兵器である。
- ディソード
ギガロマニアックスが所持する妄想の剣。物理的攻撃も可能だが、「物理的真空」とも言えるディラックの海に干渉可能な端末でもあり、リアルブートの補助装置としても稼働する。普段はディラックの海に収納されているが必要な時に具現化することができる。また、ディソードは物理法則を無視した存在で見た目と質量は必ずしも一致しない。
ちなみに、所持者によりディソードの形態は違っていてその形のモチーフになっているのはすべて、「花、植物」がデザインとなっている。
- 300人委員会
世界を陰で操っているという秘密結社の総称。陰謀論に頻出する組織で、捉えどころのない不安や恐怖を下敷きとする本作の世界観を不気味に彩っている。本作で登場する300人委員会は、ギガロマニアックスのコードサンプルを入手に奔走する野呂瀬の陰で、彼を操っているように見える猪鼻、倉持が所属する組織。一連の事件の黒幕となっていながら西條拓巳(主人公)たちですら手に届かない存在として、物語に奇妙な存在と余韻を残している。物語をきれいに閉じさせない「違和感」として、劇中にあり続けている。
拓巳のディソード
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